- 2006年4月17日 02:18
- My family and friends
明日の勤務を最後に、嫁は産休となります。と言っても、勤務先は辞めざるを得ないようです。引っ越して最初の子が落ち着いてから、パート勤務を始めた病院。慣れてきて、正職員になった時には妊娠中で、自覚もあったはずという計算で、条件付の正職員扱いとなっていたのです。3月末には退職要求もあったらしい。出産が5月末予定だったから、3月末というのは産休としては妥当です。でも、産休じゃなくて退職せよ、とのことだったとか。まあ、雇う方も妊娠が分かっていれば正職員にはしなかったかも知れないし、正職員に希望出した時は確か、逆算して妊娠2ヶ月目くらい、前後するけどその頃まだ確定はしてなかったのでした。いずれにしても、退職ということになると、お金はなんとかなるとしても、娘が保育園を出なければならなくなるというから困るのです。園児の条件として、親が「共働き」であることが必要で、嫁が無職というのは極めて不都合なのです。そういうわけで、病院に無理を言って、パートで構わないから、と4月中旬まで 勤 務 さ せ て い た だ い て い た、というわけです。
…パートで働き始めた頃嫁は、給与の格差に愕然としておりました。以前の勤務先で7年やってるベテランとしては、1年目の新人より少ないことが納得できない、と。それなら辞めて他を探せばと思うのは私で、嫁は「それなら正職員に!」と発想するのでした。その後、病院側にも話をつけて、私が折れて、正規職員になったわけですが、保育園のお迎えがいつもギリギリ、もしくは規定の7時を過ぎてしまったり、更に家では情緒不安定気味、妊娠中につきとは言え、娘にとって、俺にとって、嫁の正職員は何のメリットももたらさなかったと言えます。
さっさと辞めちまえ、と何度言ったか分からないし、いずれ辞めたら二度と復職させまいとも考えておりました。いざ、退職となると、いささか異なる趣き…
嫁は、明日みんなに食べてもらうから、と夜中まで手作りケーキを作っていたのです。私にしてみれば、「何でそこまでやるか。冷遇されたんだぞ。俺や娘も少なからず負担を強いられたぞ!」という憤りが正直なところ。
娘はいずれ気がつくのです。今まで「お仕事」あったから泣いても喚いても保育園に行かされたけど、今後しばらく母親が家にいるということを。
俺はいっそ自営をはじめて、保育園通園の条件だけでもクリアしてやりたい、と結構本気で思うのですけど、嫁が困惑するようならしないのです。
なぜなら、目標3人だから。尻に敷かれる優男を演じつつ、3人目を産んでもらうまで、我儘は控えるのであります。48時間の子守りも、誰でも出来る作業員も、嫁をして3人目を孕ませるための方便であります。