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インフルエンザ強襲

嫁が日曜日に高熱を出して、月曜日にインフルエンザと診断されて、14日火曜日は家で休んでいたのです。
いつも家族一巡するから、そろそろ娘か俺が、などと思っていた矢先、14日夜から娘が咳き込みと発熱。
やっぱりなあ、と思いながらも、嫁が休暇を取っているので心配はしていなかったのです。その日の夜、深夜2時頃俺が風呂に入っていたら、「痙攣してる!車出して!」と緊急呼出。あわてて体拭いて娘の寝床を見ると、白目剥いて泡吹いて全身痙攣、「うおい!」とかいって近くに行って声を掛けても反応無し。嫁が人工呼吸している間に119番。駐車場まで5分かかるから。
人工呼吸の甲斐あって、痙攣は治まったけど意識が無い。毛布にくるんで抱き上げて、声掛けながら娘の名を呼び続けて2・3分後には救急車到着、団地の階段を娘抱えて走り降り、無事搬入、すぐに酸素吸入、経過を見て救急病院へ。
着いて診断中に、目を開けたけど、こちらの呼びかけには反応なし。熱は40℃。座薬入れるとき、嫌がって騒いだ。その後主治医となるその時の医師の話の中で、ノウショウが心配だから入院して検査を、とか気になるのがあった。入院病棟へ移動する時、ノウショウについて問いただすと、痙攣を起こした時は疑う必要がある、今回は長い時間の痙攣ではないから大丈夫だとは思うが念のため、とのこと。この時本当に恐くなったのです。脳に障害?「見えないものが見えるといったり、いわゆる、その、変な言動があったら知らせてください」って、本気で言ってるのかコノヤロー!!って腹が立つほど恐かった訳です。
入院する部屋に移動して、説明を受けている間、娘のギャア泣き声が遠くで聞こえて、唯一「痛い」と痙攣時から聞いてなかった娘の日本語に、少し安心。部屋に戻ってきた娘は手に点滴が固定されていて、目がうつろ、ベッドに横にして寝ちゃったと記憶しているが定かでない。その時既に4時半くらいで、我々も翌日の心配をする程度に落ち着いていた。看護士の話では、薬の効果でしばらくは目覚めないと言うことだったので、一旦帰宅して入院の準備をすることにした。
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タクシーで家に戻って、娘の寝床を見た。乱れた枕と慌てて出したアイスノンの類。つい先ほどの痙攣していた娘を思い出して泣いた。でも縁起でもないと思い直してすぐ仕度を始めた。午前中は面会等出来ない規則だったけど、娘が目覚めた時我々がいないとかわいそうだし、そもそも落ち着かないので、とにかく出て再び病院へ。娘はまだ眠っていた。何をしなければならない、というわけでもないけど、そこを動けなかったし、娘を見てないと落ち着かなかった。そんな俺達の様子に気がついてか、看護士が来て言うには、恐らくまだ当分起きないと思うし、しばらくすると看護士の勤務交代があったり、他の患者さんの食事が始まるから、一度引き揚げていただいていいですよ、と。面会時間は午後2時からだと言うし、確かに昨日から一睡もしてないので、またまた一旦帰宅することにした。15日朝7時頃家に着いて、少し食べて、これからのことなど考えた。仕事は無理。15日は休ませてもらうしかない。フライングながら、出勤途中の上司を携帯で捕まえて、手短に連絡し、8時頃寝た。
15日午後2時頃起きて、飯食って病院へ。娘は起きていたけど、反応が鈍く、俺はトコトン嫌われる始末。それでも熱は高くて、まだまだ安静状態、脳の検査なども落ち着いてからでないと出来ない。また、俺の発熱は、病院へ向かう車の中で自覚が始まり、娘の病室内でぐんぐん上がっていった。次第に関節が痛み、立っているのがつらくなってきた。16時頃には、翌日の出勤を断念、連絡。この病院で「タミフル」もらおうと試みたけど、診察は午前で終わってるので、とゴメンナサイされた。娘はグッタリはしているものの、嫁に絵本読みをねだったり、売店で買ったお菓子をつまんだり、峠は越えたというところか。6時頃には娘に入院食が出るらしいので、俺は待合室のような場所に移動して横になった。全身熱くて朦朧としたけど、天井の模様にたくさんの顔を見て、村松さんの「天井画」ってこれかあ!と変な感動したり。しばらくして嫁の母登場、俺は進められるままに、「タミフル」もらうべく、時間外受付をしている嫁の勤務先病院へ向かった。19時半くらいだったろうか、受付を済ませて、少し待って、名前呼ばれてドクターに向かうなり「電話してから出ないと困ります」と叱られた。トホホ。インフルエンザの検査もして20分後結果は陰性。少し拍子抜けした。ドクターに診断されてる最中、嫁の世話になってる看護士さん(嫁が休んだことによりこの方が勤務)が「家族みんなインフルエンザだって言った?」とツッコミ入れてくれたけど、ドクターの診断は覆らず。またすぐ婦長さんが来てご挨拶、この方ウチの看護士の旦那さんで、と言われてドクター若干狼狽。ふん。
それにしても、保険証なしで10,300円は高い、痛い。後日もどってくるものの、残金300円も無かったから、15分くらいバス停まで歩いて、20分くらい待ってやっと乗車。トホホオ。帰宅は9時過ぎとなった。嫁は、娘が寝てから帰宅して、翌朝から入院付き添い体制となる予定で、11時ごろ帰宅。お互い12時には就寝。
16日、嫁は10時頃入院仕度を持って病院へ。俺はまだ悪寒がするので再度就寝。気がついたら午後2時だった。悪寒はなくなったけど、いつもの発疹が出ていたから、本当にインフルエンザじゃなくてただの疲労発熱だったのかも。4時頃、追加荷物を持って病院へ向かった。娘はすっかり熱引いて、明日は退院の見込み。一時はどうなることかと青くなったけど、脳検査も必要ないとのお達し。明日は出勤大丈夫ですと連絡。

ふう。
二日も休んだのに、お仕事出来ませんでした。

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