- 2006年8月 3日 02:58
- Other trivial things
と言っても、酔いつぶれてのでなくて、梅酒ロック5杯も飲んだのに頭冴え冴え、ひたすら黙っていたのです。
3時間、ほとんど喋らなかった。俺の池袋復帰歓迎会でした。
いつからだろう、前の職場のあたりだろうか。もちろん、メンバーによっては大いに喋るのです。でも、基本的に、お仕事のお仲間の人々との宴席ではほとんど喋らなくなった。
気を使わなくなったのかも知れないし、内向癖の程度が増したのかもしれないし。もともとそういう性格だったかもしれない。
いずれにしても、今日は催してくれた方々に申し訳なく、それでも取っ付きにくさ満々でやり過ごしたのです。
黙ってる間、なぜ俺は喋らないのか、都度都度考えておりました。だからちっとも酔わなかったのかもしれない。その過程で、私のダンマリの新しい解釈を得たのです。
皆で会話している間、俺はしっかり聞いているし、頭の中で俺はこうだ、俺ならこうする、と具体的に語っているのです。口から出ないだけで。
ずっとそう、いつもそう、仕事中も会議中も。
常に頭の中だけだけれども、ちゃんと意見を述べたり、ツッコミ入れたり、自説を披露している。話し方やアクセントまで、頭の中で構成、シュミレーションしている。
だから、わざわざ発語するとなると、俺にとっては、同じことを二度言うことになるのです。これがいかにも不自然で恥ずかしい。
だから、タイムリーな一対一の会話は、ダンマリにならないのです。二度言ってない。複数の人々との会話では、俺の都合で勝手に喋れないから、若干の待ち時間が常に生じる。その時に、口を出そうになった言葉が頭の中で語られ、完結してしまう。
そんな解釈もアリかな。
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