- 2005年9月 9日 00:47
- Other trivial things
「投票しない」と言っただけでも、政治に積極的な方々に、何らかのレッテル貼られるような…
そうでもなさそうな方々にまで「行ったほうがいいよ」と、諭される…
そんな、任意のはずなのに「行かない」と言いにくい、なぜか悪いことしているような気分になる、「選挙」で「投票」するという仕組みがとても嫌いです。
告白すると、かつて一度も選挙に参加したことがないのです。
今まで言い訳として「政治が解らないから」「政治・経済のこと全然知らないから」と、人にも自分にも言ってきたのです。「全然解ってないのに票を持つって危険じゃんか!」と知ったかぶりしつつ。
それを「知ったかぶり」と笑えるようになったのは最近のこと。単に面倒くさくて気恥ずかしいだけだった、そう認識できた今でも、実は、やっぱり、行きたくない。
嫌です、嫌いです、選択を強いられることが。
例えば、仲間内で週末遊びに行こうという時、男女混合の海遊びグループと、野郎だけの山遊びグループに分かれてしまって、普段山派だけどたまには海もいいかなと、海へ行こうとすると、山グループから「軟弱め!」となじられること。そんならどっちも行かない。
例えば、両親がさんざん争った結果離婚することになったとき、子供について両親同士で決着がつかず、「どっちに来るか」と子供に問うこと。子供はどっちからも大事にされたいのです。この選択は拷問です。
どっちにもいい顔したい、軟弱な八方美人ですかね。
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