一から考え直し

7日夜、村松さんの事務所で、美術系WEB雑誌の打ち合わせ。お茶代わりにお酒いただいて、退職後のことなどあれこれ相談に乗っていただきました。どうせなら、失業手当給付の間だけでも、やりたいことやってみれば、と言われて、すっかりその気になって帰宅。でも帰り際コンビニで「Being」買っちゃったりして。
また、打ち合わせの最中、三進トラベル社長より、明日かあさって仕事休んでツアーページ作ってくれないか」と打診あり。もちろん別途報酬ありというので、調整して金曜で都合つけることに。
8日今日、朝一番で金曜日の休暇をリーダーに依頼、承諾。
午後になって、取締役が豊洲に来ると予告あり。
営業だった時の本部長で、今の部長の上司に当たる。常勤先とのカラミは無いはずで、他のメンバーには特に言ってなかったらしいけど、俺の退職の件で俺に話しに来たのだと感じた。同じ中央線で、たいそう俺の面倒を見てくれた部長で、PC10台くらいの取りっぱぐれの際にも骨折っていただいた恩人であり、麻雀仲間でもあります。
かくして、3時ごろ久々の対面。
（かつての部署が縮小、業態の変化など）会社の状況考えると、退職は判断としてあながち間違っていない、そうだとしても計画や準備もなく急すぎる。他の部署なら仕事はいくらでもあるから、1年とか2年くらい給料貰いながらじっくり考えればいいじゃないか、撤回など気にすることないよ、前向きイケイケ部長には俺から適当に言っておくから、と。
…参りました。
本来きちんと相談すべき人だっただけに、一言も侘びずに辞めちゃうことも不義理だけど、わざわざ役員に豊洲まで足運ばせて「結構です」とは言えない。というより、たいそう嬉しかったのであります。
もちろん、この時点では何も決まっていないし、話聞いて嫌になるかも知れないし、客先で受け入れられないかもしれないし。
それにしても昨夜、村松さんに「1年くらい腰据えて小説1本書くとか」なんて勧められてすっかりその気になってたし、「なーんだ」という意地悪な内なる声も響くし、やっぱりまだニュートラルな状態なのです。
その後、金曜休みの承諾をもらったリーダーより、もう一人休みがいたのでどうにかならないかと打診。さすがに迷惑かけたくないので、俺の奉仕にとても喜んでいた三進トラベル社長に電話。
渋々午前中のみをご了承いただいて、リーダーには午前休でご納得いただいて…
というわけで、方々に気を使いつつ、一から考え直しというお粗末。